« カンファレンス立て続け | メイン | 「畑の向こうのヴェネツィア」 »

2006.12.15

コメント

すすむくん

先日のIETFで、経路爆発の深刻さが議題になり、検討チームが募集されてましたよね。貴社の方が多くがんばられるようですが、私のうがった見方によれば:-)

経路爆発を何とかしよう!全員集合!
→やっぱナニをどう検討しても無理だ。現状のルータのルーティングエンジンでは持たないぞ!
→全部新しいC*Sに買い換えてください

となるんじゃないかと思ったりもしますですよ。さすがだ。最終的にきちんと会社の売り上げに貢献するんだなーと:-p

ちなみに不良研究者の私の場合、最近はついに「市場にだしてみるまでわかんねーよ」って言い放てるようになりました。

ってわけで、サービスや技術を発案するものとして、の殺し文句ですが、「私はアイデアを発案し技術面での押さえはきちんとこなした。その私が最終的にマーケットで売れるかどうかにまで責任を持つとする。すると、売れるかどうか、ということを私に聞いてくる君の仕事は何かね。自分で判断できないから質問するだけかね。君の創造する付加価値は何かね。」というロジックは嫌味がきいていてたまーにつかってみたりしよーかなーとおもったりして。あはは。

Miya

> すすむくん
(ってしんきちさんではないですか?)

まず、経路爆発問題について。

ルータが売れるからよいとは思っていないです。

いや、勿論、売れるのであれば有難いのですが、買ってくださるService Providerが儲かるしくみが無ければ、どのみち長続きしません。

また、これは資源問題ですから、常に抑制へのヴェクトルは必要です。

で、市場メカニズムに任せてはうまく行かない場合があることを重々承知した上で、もうちょっと活用する方法もあるのではないかを考えてみたい。

人事を尽くしてMarketを待つ。

Miya

http://hirochan.org/tdiary/?date=20061217#c01

Hirochanの日記に参照されていたので逆トラバ。

ちょっと誤解を与える書き方をしてしまったことを反省。私の中では、「ヴォランティアで、かつ、結果が出るのが『最高』」という位置づけで、経済介入するのはあくまで『次善』。ヴォランティアが甘えに陥る可能性を書いたけれども、あくまでも可能性がある、ということで、そうなっていると言っている訳ではない。実際Janog運営は、限りなく「最高」に近い線行っている。なお、ヴォランティアは必ずしも無償とは限らないが、「経済的インセンティヴは二の次」、という意味で、「経済」と対比させました。

おはつ

はじめまして。

こちらのブログは、いろいろ考えさせられ、啓蒙させられているので、いつも楽しみにしています。

実際、ISPの投資費用効果なんて、とにかく膨大な数字になるんでしょうねえ…
私は、今、社会人大学院進学を目指しているもので、院では企業のインフラ投資における投資費用効果について研究してみたいと思っています。

それらしい資料を探してはいるんですが、ぶつかるのは新しいビジネスモデルだの新技術の動向だので、具体的な数字が出てこない…どの大学がよいのかという点でもいろいろ少しずつ調査しています。
しかしなかなか資料が見つからない!
ベンチマークをとっているコンサルティングファームはあるようですが、まだまだ手探りですね。

また遊びにきます。
では、失礼いたします。
よいお年を。


この記事へのコメントは終了しました。

フォトアルバム
Powered by Typepad
登録年月 06/2006

最近のコメント