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2010.12.26

コメント

s1061123

凄く細部を除いて言えば彼等はその日の弦の加減,そしてオーケストラの音圧等を感じながらその日の加減を理解していると思います.弦の材質,またその日の湿度で音程はさることながら音圧という非常に明確な指標足りえるパラメータが顕著に上下するのが楽器の特性なんだと思います.

どうしても音圧というのはコントロールできないものの一つなのではないでしょうか.当日,その指揮者の元で,そのタイミングで出たものが正義である訳ですし.
つまりこれを或る程度簡略化するのならば「与えられた環境下に於いて自分の音を効率的にどう聞かせるか」についての匠というのがやはりプロの演奏家なのかもしれません.

これを更に(失礼とは存じますが)安く言い変えると"KYじゃない"という表現になるのですが(失笑),それは結局software engineeringの世界でも同様の話が通用する気がして,また趣意深いものを感じませんか?(反語的結語)

Miya

s1061123さま、興味深いコメントありがとうございます。もしかしたら同士(エンジニア+演奏家)でしょうか。

小脳の内部モデルでの演奏イメージと、大脳で感じ取るその時時の状況を統合しながら、演奏しなくては、ですね。

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