シミを消すから”ケシミン”。このミもフタもないネーミングのクリームを、最近ぺたぺたと塗っている。
出産前は確かに顔にシミなんてなかった筈だ。赤ん坊とともに退院して、夢中で育てて、はっと我に返って鏡を覗き込んだらできていた。いきんだときの鬱血は残っているし、髪の毛はぼーぼー抜けるし、シミまで。。。さらに、子供がいると、屋外に出る機会も多い。炎天下でも大したケアもしないでいたので悪化した。長女のときに左に一つ、次女のときに、右に小さいのが2つできた。
少し大きくなった子供たちに、「これはねー、キミたちを産んだときにできたんだよ。」と何回か話したことがある。それを覚えていたからだろうか、ネーミングがミもフタも無いので子供たちにも超わかりやすかったからだろうか、先日、夫をそそのかして、「ケシミン」を買ってきてくれたのだった。ある日帰宅したら、なぜか「ケシミン」と書かれたクリームがテーブルの上に鎮座ましましていた。
うー、ごめん。恨みがましく聞こえたかな。このシミは、確かにあまり見た目は良くないけれど、誇りにすべき勲章だと思っているよ。でも、どうもありがとう。
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