Startmac #5
私はそんなに涙腺が弱い方ではないと思うが、それでもぼろぼろきてしまうのが、回想シーン。走馬灯のように思い出が駆け巡る、というやつ。TVドラマの回想シーンは、作り手にしてやられて悔しいとわかっていても、やはり涙ボロボロになるし、保育園の卒園式で、入園したての乳児の時から徐々に成長して行くスライドを上映されたときなんて、今でも思い出すだけで、涙ボロボロになる。なぜか、この走馬灯効果はあまりに感動的で、自分の子供でなくても、たとえさほど親しい人でなくても、これをやられるとぼろぼろくる。心の琴線に直接触れるのだ。
多くの要素が標準化され、またデスクトップのデザインや効果も横並びになっている現在、Macらしさって何だろう、と考えていたが、これだ、と思ったのがiMovieだ。画像データや動画データを時間軸上に並べBGMをつける、というシンプルで直感的な操作で、「走馬灯」ができてしまう。
私にとって「走馬灯」はあまりにも感動的なため、あまり量産はしないでおこうと思う。でも、子供たちがいつかお嫁に行くときに見てもらえるように、赤ちゃんの頃からの写真を素材にして、Movieを作ろうかなぁ。あぁ、想像するだけで涙が出てくる。
スライドショーは BGMなどの演出によって涙が溢れることになったり、笑いがとまらなかったり、楽しいですよね。
私もよく iLife'06の iPhotoで Ken Burnsエフェクトを使った子供や家族のスライドショーを見て爆笑したりうるうるしたりしています。
iLifeは '08が最近でましたが、こういう人を感動させることができる Softwareを提供できるところが、Appleのすごいところと思います。
投稿情報: シスコ社員 | 2007.08.24 12:29