最初のエントリー「子供が言語を習得する過程」は、Blogを始めたらきっと書こうと思って暖めていたことで、実際には大分前に起こっていたことだ。逆さ言葉も、鏡文字も、誤活用も、現在は、わずかに名残を留めるのみで、急速に普通になってしまった。
...と思っていたら、いやいや、まだ子供の言語能力は発展途上だ。今日は休日で一日中一緒にいたら、大いに楽しめた。
・ローマ字
長女がローマ字を書くのがかっこよく見えるらしく、次女もローマ字を自分で研究したらしい。ひらがなやカタカナの音を○行△段と考え、○や△に相当のアルファベットをあてはめれば、ローマ字になることに気がついた。「カ行は"K"だよね、とかタ行は"T"だね、"ア"で終わるのは"A"だね。"エー"なのになんで"エ"じゃなくて"ア"なんだろうね」、とかぶつぶつ言う。「でも、ドイツ語でもフランス語でも、"A"は"アー"なんだよ。英語の方が変わっているんだね。」と、私も返す。
そうこうしているうちに、できた。ぷぷっと笑ってしまったのは、「KOAORI」。何これ?と訊くと、「"こおり(氷)"だよ。」と、何でわからないの?とても言うような表情をする。そこで気付く。ア行は○行に相当するのが"A"で△段に相当するのが"A, I, U, E, O"。だから、"お"は、"AO"。なるほどー。(惜しい!)
・語源捏造
次女はいつも長女にまとわりついているが、長女にとっては、自分の世界をつくりたい歳頃。「ちょっかい出さないで」、と、何度も次女に言う。
それに対する次女の応答がおかしかった。「ちょっかいというのはね、『ちょっといいかい?』という意味なんだよ。「ちょっといいかい?」(といいながら、さらにまとわりつく。長女、大爆笑。)
いや、ほんと凄いや。娘さんの仮説能力。
投稿情報: maem | 2006.07.24 12:43