« チェロの修行 (5) - 毎日3時間は必要! | メイン | 「音楽家としてのモットー」 »

2009.01.05

コメント

liar cretan

新たに(?)研究活動を始動されたと、最近初めて知りました。

釈迦に説法なのですが、階層化とモジュール化については、いわゆる Complex Systems の中でも実際に勝手に数多く起きていて、卑近なところでは生物の細胞・器官・個体・コミュニティとかいろいろあります。

生物の場合では、それぞれのレイヤーで個別のフレームワークが形成され、そして、それぞれのフレームワークの界面、文字通り「インタフェース」において、フレームワーク自体同士が勝手に(もちろん流動的に)からみ始めて、危うい形ながらメタ・フレームワークみたいな「なにか」(自己目的化≒生命と言い換えていいかもしれない)を形成するところがポイントかと思っています。
(実装におけるヒントも、なにかこの辺にもあるといいんですが)

詰まるところ、階層化モデルって、おっしゃるように実際にはどこにもあり得なくて、それって、便宜上「外部観測」者として立ち位置を確保するための方便にすぎないわけで。

かといって「内部観測」では、(活動をどこにフォーカスするかにも依存しますが)発散もしくは縮退するし、「カルテジアンカット」もあるし、立ち位置の設定が極めて大事なポイントですよね(私は立ち位置が定まらずダメポでした)。

ソリッドなバックグラウンドと目的意識、明確なスコープをもって、プラクティカルなアウトプットを明確に意識されているようなので、期待しております。
(ルー大柴みたいな文章だ・・・)


--
またこういうことを考えたいんだけどそうもいかない庶民より。

Miya

liar cretan(自己言及のパラドックス?!!!)さま、

研究はまだ端緒にもついていないのですが、それにしても、まだ内容については誰にも話していないのに、コメント、スルド過ぎます。あーびっくりした。

別途メールしてよいですか。

この記事へのコメントは終了しました。

フォトアルバム
Powered by Typepad
登録年月 06/2006

最近のコメント